輸入のビジネスには、多かれ少なかれリスクはあるものです。
私は、未だに返金されないまとまった金額があります…泣
初めての失敗です。考えると憂鬱になるので、考えないようにしています。
さて、私の友人(というか、私より年長)は、少し前から中国からの輸入ビジネスをやっています。
もともと、サラリーマンは数年しかやったことがなく、起業してまったく違うビジネス(というか、”商売”と言ったほうがしっくりくる)をやってた人なのですが、人を雇っていて嫌なことが重なってしまって、ついに一人(+外注)でできることをやろうと、私がやってる輸入のビジネスを見よう見まねで始めました。
彼は、50代で起業したわけではありませんが、50代で新しいことを始めました。
新しいビジネスを始める50代もいるんです。
私が、適当にやっててさして儲けてもいなかったビジネスを、1年足らずで軌道に乗せたようです。
あー、コンサル料払ってー(笑)
見よう見まねだったくせに、いつの間にか私の知らない世界に行ってしまっています。
基本的に、買い付けをして以降は、外注のスタッフと外注の会社でやってもらっているそうで、今は暇にしてるか中国に行ってるかのどちらかのようです。
で、先日、Tシャツだったかなんだっかアパレルの製品の輸入のトラブルの話をしてくれました。
まとまった数の白の製品を発注し、無事届いたらしいのですが、届いてみたら、数色のアソート。
まあ、ここまでは、よくある話で、私もヨソでも聞いたことがあります。
面白いのは、ここからで、
届いた製品(黄色とかピンクとか青とか)を写真に撮って、先方に「頼んだのは、白だぞ。違う色が届いてるぞ!」とクレームをつけたそうです、当然。
そうしたら、来た返事には、
「約束通り、全て白じゃないか」
(爆)
これくらいのことでメゲていては中国の業者と商売するのは無理らしいです。
小さなことにくよくよしない。
中国の人の名誉のために言っておくと、私も中国の業者とのやり取りはしてきていますが、これまでトラブルらしいトラブルはありません。
まあ、私は、超がつくほど慎重にやっていますから。
だから、儲からないんでしょう。
ここんとこは、考えようです。
石橋を叩いて渡ってると、チャンスも逃します。
信頼できる業者とでなければ取引しないと、慎重にやりすぎて、時間以外のコストもかかりすぎているだろうと思います。
まあ、しかし、私は嫌な思いをするのが嫌なので、自分でもいかんなあと思うんですが、石橋を叩くんです。
別に、中国だけではなく、どこでもそうです。
常に油断しない性格…泣
サラリーマンが長かったからかなあ?
中国製を頭ごなしに批判する人もいますが、たいていのブランドは中国で作られています。アパレルだとユニクロもそうでした(今でも、そうだと思いますが)
なので、きちんと仕事をしてくれる人たちも技術のある人たちもいるんです。
ただ、ひどいのもいるんですね(笑)
彼は、言っても仕方ないと諦めて、届いたものを売り払ったそうです。
ピンクだったか青だったかが売れずに残ってると言ってました。
それで、
「たくさんあるからあげようか?」って。
「売れないようなもんは要りませんゎ!」