サラリーマンが起業を考える時

サラリーマンが起業を考えるとき

起業は逃げ場所ではない

先日、知人に紹介されて年下(と言ってもそれなりの年齢)の人物と会いました。
「私のやってるある仕事に役に立つのではないか」というので会ったのですが、それは単なる口実で、起業のアイデアについて聞かされただけでした。しかも、起業するのかどうかはっきりしません。

私はこういう状況にとても冷淡です。

「次の約束がありますので」

 

彼は今の会社に不満がある様子でした。私もよく知ってる会社ですから、彼の話は理解ができます。
しかし、あれやこれやとアイデアばかり並べて、一体何をやろうとしているのか全くわからないし、やる気があるとも思えまない。

今の不満を起業を夢想することで和らげているだけのことでしょう。

サラリーマンが現実からの逃げ場として起業したとしても、うまくいくとは思えません。

大企業のサラリーマンは、最後に残る者が勝者です。
先に辞めるのは敗者です。

役職離脱まで勤めるのが、最後まで残ることができないサラリーマンの最善手です。

自分の限界を受け入れられず、起業に逃げようとしても、それは誰にも羨ましがられるようなことではありません。そのことは、本人が一番わかっているものです。
だから、起業なんてできないのです。

私のように、早々にドロップアウトした者が流れ流れて、うっかり起業してしまうくらいしかないんです。

 

その私も追い込まれて起業しました。
この道は消極的に選択したものです。
本当はサラリーマンでいたかったんです。

それでも起業しかないと思い定め、背水の陣で一点突破で挑みました。

私が成功したなんて、これっぽっちも思いません。
仕方ないとしか思っていません。
ただ、起業しても、食いつないでこられたことに感謝しています。

私にとっては、会社に最後まで残る連中が成功者です。

サラリーマンも辛いでしょうが、起業してマイクロなビジネスをやってる私たちのような者も呑気なように見えて辛いんです。
彼の話に、大企業のサラリーマンの弱さを感じさせられ、自分の中にまだある弱さを見せられたような気がして、本当に嫌な時間でした。

起業は逃げ場にはならないし、サラリーマンにとって勝者を意味するものでもありません。

起業するという確固たる意志とそれを支える情熱と知力と腕力がなければ、サラリーマンでいた方がいいです。

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