コンサルタントと会って、いま、帰ってきました。
私もよく知ってるクライアント(コンサルタントのクライアントなので、私と同じ立場の人物)が、最近(と言っても、半年ばかり前)、これまでやってきた仕事を止めて、新しい(儲かりそうにもない)仕事を始めたそうです。
2年ほど前にも同じようなことがありました。
「いくら稼いでも虚しい」
ということのようです。
私も、初めのビジネスは、そういう感じでしたから、稼ぐことに喜びを感じないビジネスというのは理解できます。
しかし、だからと言って、止めなくてもいいんじゃないかと思うんですが…
私と彼らの違いは、
1)彼らは、懸命に自分で実務を含め、ビジネスをやってきた。私は、基本的に人任せで、実務をやっていない。
2)彼らは、熱中できることに集中することにした。私は。今のイジネスにやりがいを感じているが、熱中するとかって話ではない。
私は、彼らほど懸命にやっているわけでもないので、彼らほど譜面もないということかもしれません。
私は、彼らとはビジネスのやり方が違うように思います。
それは、目指しているものが違うからだろうなと思います。
私は何にだったら熱中できるかなと考えてみました。
書くことは好きですが、熱中するほど好きかと言えば、それほどでもありません。
読書や映画は好きですが、寝食を忘れたりしません。
食べることは好きですが、こだわりの度合いは、好き嫌いでしかありません。
結局、仕事しか残らないように思いますが、熱中できることを仕事にするのに好きなことが仕事だってのは、馬鹿馬鹿しい答えではないかと思います。
でも、多くのサラリーマンは、私と同じではないでしょうか?
何か熱中できることがある人は幸いです。
しかし、多くはそうではないと思う。
50代半ばになって、会社にいるのも辛くなり始めた時に、一番大切な仕事を失うというのは、辛すぎる話ではないでしょうか…
仕事が好き
仕事しかない
仕事の他に熱中できるものがない
そういう人は、起業するしかないでしょう。
何をやって起業するかなんて、どうでもいいでしょう(笑)
ともかく、起業するしかないでしょう。
今夜はね、そんなことを考えながら帰ってきました。