本サイトの目的は、サラリーマンの方に起業にチャレンジしてもらうことです。
しかし、やみくもに起業を勧めるわけではありませんから、あまり勧めていないように読めるかもしれませんね…
「起業」自体は難しいことではありません。
私は、まったく予定しない起業でしたが、起業して何とかやっています。
私ができたのですから、私と同じように起業して食べていくくらいのことはほとんどの人に可能なはずです。
しかし、サラリーマンの頃、他の誰が起業したとしても私だけは起業することはないと思っていました。
現実問題として、起業する以外に道がないことに気づいていた時に、それでも何とかならないかともがきました。
思い切るのは容易ではありませんし、全てを自分で背負う覚悟はできませんでした。
今でも、サラリーマンに戻りたいと思うことがあります。
ただ、まあ、さすがにもう無理そうです…
サラリーマンの起業願望というのがあるようですが、正直、逃げているだけではないかと思ってしまいます。
サラリーマンは確かに逃げ出したくなるほど辛い時がありますね。それはよくわかります。
しかし、起業すれば人生バラ色になるわけではありません。
嫌いな上司や嫌いな会社と別れる方法は、起業だけではありません。
サラリーマンを辞めて起業して、またサラリーマンに戻る人生がないわけではありませんが、一般的には、サラリーマンからサラリーマンの転職以上に難しいです。
私は、数百人単位の採用面接を経験しましたが、サラリーマン→起業という方は警戒しました。
組織にとって独立心が旺盛である人は必ずしも好まれる条件ではありません。
ですから、起業をしてしまえば、勝つまでそこで勝負を続けるしかありません。
何度か失敗する余裕があればよいのですが、そうでないのなら、袋小路に入り込んでしまいかねません。
とは言え、私自身は、自分の今を肯定的に捉えています。
満足しているわけではありませんし、後悔がないわけでもありません。今後の不安もあります。
でも、何とか食べていますし、この年齢で将来やりたいことがあることに感謝しています。
私は、起業をネガティヴに捉えている訳ではありません。起業すべきでないと考えている訳ではありません。
ですから、サラリーマンに起業の負の面を伝えて、それを乗り越えてなお「起業する」したいと言って欲しいと考えています。
そういう方に、起業前にできるようになっておいたらいいこと、起業前に知っておくべきことを伝えて、できるだけ失敗のない、後悔のない起業に挑んで欲しいと思っています。
そのための情報提供を本サイトで行っています。