ESの作成段階で矛盾を抱えたままの
受講生のA君が、
ここまで思うようにいっていない話しの続きだ。
ESと面接官の前で話しをするA君の間に感じ微妙な違和感。
角度を変えて、
いくつかの質問をすることで、
あるいはそれを語る調子で、
面接官は学生を評価する。
彼は、
自分の強みを隠し、
本来自分が持っていないか持っていたとしても必ずしも強みでないこと
で勝負しようとしていた。
たとえば...
几帳面さが自分の強みであるのに、
クリエイティヴな自分にフォーカスする。
それをもとに志望動機を書く。
クリエイティブであることをいかに訴えるかに腐心する。
しかし、
本当は几帳面であるがゆえに、
成績は優秀で、
細かい気配りで大所帯の部活をまとめ異例の成果を出したはずなのに…
まあ、そんな感じだ。
彼も、ようやくここにきて腑に落ちたらしい。
曰く、
「無理してました。」
...
...
...
志望企業に「ウケる」自分でありたいと思うし、
そうでなければ内定に至らないと思っていないだろうか?
以前、
採用基準の話しで、
同質性を求めるというようなことを書いた。
しかし、
それは表面的な同質性ではない。
採用担当は、
本質的な同質性を有する
多彩な人材を採用することを求められている。
外から見る当該の企業や業界の華やかさで、
その企業がどんな人物を求めているかを判断しても仕方ない。
自分は自分なのである。
自分の持っているもので勝負しなければならないし、
そうすべきなのだ。
もし、それで落ちたら…?
それは、仕方ない。
違う自分で採用されても、
本当の自分との差異に苦しむだけである。
あなたの持っている“よさ”を十分にアピールし、
それを活かすためにどんな努力ができるかを訴えるのみなんだ。
“就職”というのは入口でしかない。
もし、定年まで働くとすれば、
その企業でこれまで生きてきた長さの倍くらいの時間を過ごして行くことになるわけだ。
そういうことに思いが至っているだろうか?
さて、
思うように就活が行かないとき、
何をすべきか…
ESを作成する作業に戻る。
である。
自己分析をし、
自分の経験の強みと弱み、
価値観
を知る。
それを自分の“よさ”として、
どうすれば効果的に伝えることができるか
を考え、
そして、書く。
だけのことなのだが…
A君は、
もう大丈夫、
よい結果を手にいれるはずだ。
この記事を読んでくれているあなたも、
そうであってほしい。
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